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VBAでラクしたい ~Part 1~

こちらのコーナーでは、VBAの使い方を中心にご紹介していきます。
作者自身の経験から書いておりますので、本とかとは違ったコトを
書いてるトコロもあるかもしれません。 そういう場合は、良さそうな方を信じましょう(^_^;
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マクロの中身はこうなっている


さてさて、マクロをボタンに登録する方法が分かったところで
いよいよ中身について見ていくことといたしましょう。
”中身”というのは例のアレです。突如出現した”module1”の
シートに書いてある英語のような文章です。
「ダメダメ、英語はニガテだから」なんてあきらめないでください。
そんな難しい単語は使ってません。通常の英語教育を受けて
いればまず理解でき、あるいは察することのできるレベルです
ので。

最初に”マクロの自動記録”なるものを実行して、それをもう一度
動かすことをしましたけれど、結局、人間が行なった操作を機械
側では翻訳してるわけです。機械が判別できる言語、いわゆる
”VBA”を自動生成してくれるわけで、これほどありがたいことは
ない。だって1から書く必要がないんですから。

ですから、これからの実習の進め方で共通してくるのが、「操作
を自動記録する」→「生成されたVBAコードの中身を理解する」
→「コードをアレンジして違う操作をさせてみる」という手順です。
こうすることで、できる限り効率良く基本から応用までやれるよう
にしたいと考えています。
VBAとは何ぞや、ということについてここでは詳しく触れません。
”マクロの元になっているプログラム言語”くらいの認識で充分
でしょう。

前置きがやたら長くなってしまいましたが、本題に移ります。

最初にできたModule1のシートを開いてみてください。

' ' test1 マクロ
' 記録日 : 1998/1/28 名 : FMVユーザ ' '

Sub test1()
Sheets("Sheet2").Select
Range("C2").Select
End Sub

と、いうような形になっていますよね。
最初の1~5行目までは文頭に ’がついていて、文字の色が
変わっていると思います。これはマクロを作成した時に自動的に
ついてくるもので、特に気にする必要はないです(^_^;
この部分は「コメント行」といって、コード内に注釈を入れたい時
など、文頭に ’をつけて何か書くと、その部分はマクロとして実行
されません。ですので”この部分はこんな処理をしている”という
覚え書きとして、あるいは他の人が見て、どういう処理をしている
のかが分かるようにするためにこういうのを書くのです。

6行目の”Sub test1() ”はマクロの始まりを意味し、9行目の
”End Sub ”はマクロの終わりを表します。
”Sub に始まり End Sub に終わる ”と覚えておきましょう。
”test1”の部分はマクロのタイトルです。この部分は自分の好きな
ように変更できます。6行目と9行目にはさまれた部分が、実行
される部分です。


ちょっと長くなりすぎてしまったようなので、
この命令部分の詳しい解説は次項から・・ということで。失礼!




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