さらに必要な項目を付加する
前回作ったフォームは項目見出しも何もない、のっぺらぼーな状態です(^^;
今回はこれに見出しを付けるなどして、見栄えを整えてみましょう。
まずは入力項目の見出しから。
ツールボックスからラベルコントロールを貼り付けます。テキストボックス
を貼り付けるのと同じ要領でやってみて下さい。Label1 とか表示されました
か? この文字を「氏名」とかに変更したいワケですが、さてどこを直せば
よいでしょう?
プロパティを見ると、真っ先に「オブジェクト名」を思い付くかもしれませ
んが、それは間違い(^-^;
オブジェクト名はコントロールの名前そのものを定義するものであって、
表示する文字列とは関係ございませぬ。試しにそこを変更してみても、何も
変わらなかったと思います。
で、ラベルの表示文字列を定義するプロパティは「Caption」です。
プロパティを上から順に追っていくと、「Caption」ってありますよね。
ここもよく見ると Label1 とか表示されているはずです。ですので、ここを
氏名 に変えてみて下さい。どうです?変わりましたよね (^-^
この要領であと2つ、ラベルを貼りつけて表示文字列を変更してみて下さい。
ここまではできましたが、フォームのタイトルバーが UserForm1 のままです
よね(^-^; なんとなくここも直したいと思うのが人情なので直しましょう。
フォームをクリックして、同じく Caption の所を変更しましょう。
タイトルは、そうですね「お友達データ入力」とでもしておきましょうか。
ここまで出来ますとこんな↓感じになると思います
画面01
#ここまでで、つまづいた個所は無いですか?大丈夫ですか?(^o^;
でわ、続けませう。
今度はワークシートの画面から、今作ったフォームを起動できるようにして
みましょう。
一番最初にワークシートに丸か四角の図形を貼り付けましたよね d(^-^
その図形をクリックしてみても今は何も起きませんが、ここに処理を割り当て
ることで、この図形がフォーム起動ボタンとなるのです。
それではここから実際のコードを書いていこうと思います。
・・・が、どこに書けばいいのでしょう??(・_・?)
まずはコードを書く場所を用意しましょうね。
メニューから「挿入」→「標準モジュール」を選択して下さい。
そうしますと、VBAPoject の下の方に「モジュール」というフォルダが出来て
いますよね。で、その中に Module1 というものがあるはずです。これをダブル
クリックしてみましょう。
白紙の画面の中でカーソルが点滅していることと思います(^^;
ここに、Subで始まりEnd Sub で終わる処理を書いていけばOKです。処理の
名前(プロシージャ名)は、FormOpen とでもしておきましょうか。
単にフォームを表示するだけであれば、書くのは1行だけです。
Sub FormOpen()
FrmDataInput.Show
End Sub
Show はその名の通り「表示せよ」という命令ですね。
(フォーム名).Show
という形で使います。
ここまで出来たらあとはワークシートの画面に切り替えて、配置した図形に
処理を割り当てましょう。
図形を右クリックして、「マクロの登録」を選択します。
先程書いた FormOpen を選択してOKをクリックすれば完了です。
試しにその図形の上にマウスポインタを持っていってみて下さい。どうです?
さっきまでは出なかった「指マーク」が出てきますよね。これは「クリック
すると何か起きますよ」ということを示しています。では、クリックしてみま
しょう。
作成したフォームが画面の中央辺りに表示されればOKです(^-^)
それでは次回までごきげんよぉ~(^^)/~
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